私は医師として長く病院や老健施設あるいは有料老人ホームに入居されている方で精神的に不安定な方、患っている方、高齢期になっていわゆる認知症を患っている方を診てきました。すでにその数は２千人を超えていると思います。
　　
そして、私が一番大切と考え取り組んできたことは、先ずは「環境に馴染んでいただくこと」で、次に一人ひとりの皆様に「何をして差し上げられるか」、「どうすれば日々安定（安心）されるか」、「落ち着かれるか」、「どうすれば症状が改善するか」、「ご家族は事態を認識しておられるか」、「何を希望しておられるか」です。治療の方針としては「治すこと、回復いただくこと」と同様に、如何に「改善に向けて症状の改善、緩和を図ることができるか」に取り組むことでした。当然、高齢期にあられその他のいろいろな疾病も発症されますが、それらについても私は上と同じ姿勢で取り組んでおりご本人はもとよりご家族にも感謝されていると確信いたしております。
　　
私は医師の見地からも「サンシティ木津」のような最高の環境と施設で自分らしい老後の暮らしを、
また「治療」や「症状の改善」に取組まれるのは本当にお幸せだと思います。